PHR普及推進協議会(PHRC)では、PHRサービス同士が円滑にデータ連携し、利用者が安心して使い続けられる環境を整備することを目指し、「PHR標準データ交換規格」の策定と普及に取り組んでおります。
これまでに、「生活習慣の改善」および「救急・災害時の活用」という観点から、最優先のライフログ項目(家庭体重、家庭血圧、歩数、家庭体温、家庭酸素飽和度)を中心とした標準規格(初版)を提示いたしました。
最新「PHRサービス提供に関わるガイドライン(第4版)」の発出(2025年6月27日)
現在、この標準化の対象領域・項目をさらに拡大するための検討を進めております。これにより、PHRがより多くの場面で活用され、国民の健康増進や医療・ケアの質向上に貢献できると考えております。
当協議会では、すでに循環器領域、介護領域、PRO(Patient Reported Outcome)、禁煙関連問診などが検討対象として挙がっておりますが、これらに限らず、広く皆様からのご意見を伺い、今後の標準化の検討に活かしてまいりたいと考えております。
つきましては、「このような領域でもPHRの標準規格が必要だ」「このデータ項目を標準化してほしい」といったご意見がございましたら、ぜひお寄せください。
募集するご意見の例
標準化を希望する「新たな領域」
(例:〇〇疾患領域、〇〇のケア(介護・育児など)の場面、など)
標準化を希望する「具体的なデータ項目」
(例:〇〇の検査結果、〇〇に関する問診項目、ウェアラブルデバイスで取得する〇〇のデータ、介助の必要度に関する項目など)
想定される活用シーンや標準化を希望する理由
(例:医療機関と介護施設間での多職種連携のため、PHRサービスと医療情報システム(EHR)とのデータ交換をスムーズにするため、など)
ご意見の提出方法
下記リンクより内容を記入しお問い合わせお願いいたします。
お問い合わせ
お問い合わせの際、題名は
「PHR標準データ交換規格」の対象領域・項目拡大への意見
とご記入お願いいたします。
