マンガで学ぶPHR(パーソナルヘルスレコード)

PHRの重要性とその利用方法を広く理解していただくため、PHRの活用例・メリットについて、わかりやすく説明したマンガです。PHRの紹介のために広くご活用ください。
※このマンガは、日本医療研究開発機構(AMED)の「医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業(医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業)」の成果物として、PHR普及推進協議会の協力のもと作成されたものです。


▼生活習慣の改善に役立つPHRサービス

マンガに登場したような生活習慣改善に役立つPHRサービスを紹介しています。ぜひご活用ください!

【健康日記】(株式会社ヘルステック研究所)
個人の体重、歩数、血圧などのPHRを記録する無料アプリです。京大との共同研究で開発し、PHRの研究でも利用されています。オムロン、エレコムなどの血圧計とQRコードやブルートゥースで簡単に記録できます。処方箋のQRコードを読み取って電子お薬手帳としても使えます。マイナポータルと連携して、健康診断結果、ワクチン接種歴、処方履歴もダウンロードできます。データエクスポート機能を備えており、QRコードで医師などPHRを見せたい人に閲覧してもらうこともできます。


【SaluDi(サルディ)】(沢井製薬株式会社)
SaluDiは、血圧や体重、体温、歩数などの日々の記録を手動だけでなく機器連携で記録でき、食事の内容とそこから摂取したエネルギー量、さらにはお薬の服用情報、血液検査結果など様々な個人の PHR データを記録・管理することができるアプリです。記録されたデータを医療従事者と共有
することで、オンライン診療や訪問診療、さらには地域医療連携でも活用することができます。


【メディセーフデータシェア for Home】 (テルモ株式会社)
メディセーフデータシェアは血糖測敵記録を無料で管理できるアプリです。血糖値だけなく血圧などを測定して、スマートフォンなどにかざすだけで簡単に記録できます。食事や運動などの生活イベントも記録することもでき、日々の結果をみやすい表示で確認することも可能です。また、測定結果を医療機関に共有し、数値やグラフを一緒に見ながら相談することもできます。


【オンライン食事・栄養指導ソリューション】(ベルシステム24)
身体の土台を作る「食」をどのように摂っていくかはとても重要であり、健康の維持増進、QOLの向上、疾病の予防などの目的達成のために、栄養学の専門家・管理栄養士による利用者の状態にあわせたサービスを提供しております。弊社コンシェルジュによるオンライン食事・栄養指導ソリューションを活用することで、貴社サービス利用者の健康サポートを通じた満足度向上やサービス継続率向上への貢献が可能です。


【wellcne(ウェルコネ)】((株)三井住友フィナンシャルグループ)
「wellcne(ウェルコネ)」は、自身のPHR情報を閲覧・共有でき、通院時にも待ち時間短縮などに活用いただけるスマートフォンアプリです。
■ 使い方
 (1) 病院での検査結果や処方箋情報等の閲覧・共有ができますので、日常生活の中でご自身の健康状態をよりよく理解し、生活習慣の改善に役立てていただけます。
 (2) 通院時には待合順番案内・処方箋情報の送信・後払い決済を利用し、待ち時間短縮・混雑回避に役立てていただけます。


【NOBORI】(PSP株式会社)
NOBORIは、提携医療機関から提供された画像や検査結果、薬などの医療情報をスマートフォンで、いつでも見ることができます。
また、画像検査・血液検査等の結果、お薬情報や、健康診断・人間ドックの判定や総合判定、画像などを時系列に見ることができます。
検査結果はグラフ表示もできるので、ご自身で経過の確認ができます。
医療情報は、ご家族と共有したり、お子様の情報を管理することにより、家族みんなの健康管理にも役立ちます。


【ヘルスケアパスポート】(TIS株式会社)
自分の健康・医療情報を収集し、スマートフォンで一元的に管理。自分が承諾した医療施設やご家族とも情報を共有できるPHR(Personal Health Record)サービスです。地域の医療施設とのつながりを強め、よりスマートな健康管理にご活用いただけます。マイナポータル連携にも対応しており、マイナポータル上の情報をアプリに登録していつでも確認することができます。

日本医療研究機構(AMED)「医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業(医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業)」
(代表:石見拓;2023~2024年度;課題番号:JP23tsb224001)関連資料

協力 :一般社団法人 PHR普及推進協議会
まんが・構成 :永田 礼路